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自然災害への対策が万全

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阪神・淡路大震災を経験した神戸市だからこそ、さまざまな施策で災害に備えています。

神戸の気候

神戸市は、年間を通して暖かな日差しが降り注ぎ、雨が少なく、海岸に近いため暑さや寒さも比較的しのぎやすくなっています。六甲山と海からの自然の風が気持ちよく感じられます。

1991~2020年の観測値に基づく神戸の平年値

※神戸地方気象台調べ

津波・地震対策

今後の南海トラフ巨大地震を想定し、地震・津波対策を進めており、2023年度には津波対策事業が完了しました。なお、兵庫県が発表した津波浸水想定図(神戸市対策前)でも、ポートアイランド第2期(港湾エリアの一部を除く)と神戸空港島は浸水しない想定となっています。

「1000年に一度の津波対策」が完了

【神戸市中心部】
神戸市中心部
【中央区】
中央区
凡例

神戸市では、安全性の高いオフィス立地をめざし、取り組みを進めています。浸水深を人命に影響を与えないとされる30cm未満に抑えるため、防波堤等の補強を行うなど、南海トラフ巨大地震に伴う1000年に一度の確率で発生する津波の対策が、2023年3月に完了しました。他都市と比較しても進んだ浸水被害対策を行っています。

人工島ポートアイランド(第2期)の津波対策

人工島ポートアイランド(第2期)の津波対策

臨海部産業用地は、想定最高津波水位より高い地盤高で造成しています。また、ポートアイランド第2期南西側には、十分な高さの護岸も設けられています。

液状化しにくい地盤

液状化のメカニズム

ポートアイランド第2期は、液状化が生じにくい土砂(粒径、土質など)を利用し、埋立を行っています。阪神・淡路大震災時には、墳砂はほとんど発生していません。

また、ポートアイランド第1期においては、阪神・淡路大震災時に墳砂が確認されましたが、建物が傾斜するなどの液状化に伴う致命的な被害は発生していません。

※ 噴砂:(特に地震時に)砂が地下水とともに噴出する現象。

帰宅困難者対策

地震等により公共交通機関が停止した場合、多数の帰宅困難者発生が見込まれます。そのため神戸市では、2014年1月に帰宅困難者対策協議会を設立し、就業者などの「一斉帰宅の抑制」、買物客など行き場のない人に対する「一時滞在施設の確保」、徒歩帰宅可能者への「帰宅支援」の三本柱により施策を推進しています。
※帰宅困難者のうち、行き場のない人をWeb上で一時滞在施設へ安全かつ円滑に誘導する帰宅困難者支援システムの運用を2024年4月から開始しています。

災害備蓄

神戸市では、大規模な地震等に備え、水や食料等を市内各拠点に備蓄するほか、協定締結企業・国等からの迅速な物資調達や市民に対する家庭内備蓄の呼びかけなど、総合的な備蓄体制を確保しています。また、災害時の物資供給を官民連携で円滑に実施できるよう、企業間の連携を重視した検討会や訓練を実施しています。

災害備蓄

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